歌手 （トアエモア）、音楽プロデューサー、ギタリスト
1948年1月30日生まれ。県立西条高等学校卒業後、安部芳明（作曲家）に弟子入り。渡辺プロに入って、ライブハウスで歌う。
1968年、スクールメイツにいた山室（白鳥）英美子とデュオコンビ〝トワ・エ・モワ（フランス語であなたとわたし）〟を組み、ボーカルとギターを担当した。1969年、渡辺プロから二人で歌った「或る日突然」が大ヒットし、デビューする。その後、「空よ」「誰もいない海」とヒット曲が続き、山室の美しく澄み切った歌声と、芥川のソフトで温かみのある絶妙のハーモニーが高評価を受け、幅広いファンから支持を得る。また、1972年の札幌冬期オリンピック のテーマ曲「虹と雪のバラード」も、伸びやかな力強いデュエットで、雪のオリンピックの雰囲気を大いに盛り上げた。
しかし1973年6月には、事情でトアエモアが解散となり、山室はソロ歌手をめざす。一方、芥川は新ユニットで活動。後にレコード会社（東芝EMI）に入り、レコーディング・ディレクターを経て、1984年にはそこから独立したファンハウスの設立に参加した。
その後、1997年8月のNHK『思い出のメロディー』に二人が出演して「虹と雪のバラード」を歌ったことから、トアエモアを再結成する話が運び、翌1998年の長野オリンピック記念イベントから、25年ぶりに本格的にトワ・エ・モワとしての音楽活動を再開し、現在に至っている。また、フリーの音楽プロデューサーとしても活動中。実家は氷見。
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