新木(あらき)の場合 | |
 １．不要な枝は全部切り取る 幹に対して太りすぎた枝も元を２センチほど残して切り取 り、裸にしておく 根は赤土や黒土を落とし、古い土が残らないように水でき れいに洗う ゴボウ根や不必要に太った根は切りつめて、根が鉢内に収 まるようにする | |
 ２．ネットを敷き、鉢底から針金を通す 鉢は通気性・水はけ良好な駄温鉢がよい | |
 ３．底に荒い鹿沼土を敷き、中粒を入れ、小粒の植え替え用土を 中央に盛り上げるように置く 右は根を底側から見たところ | |
 ４．樹を鉢の適当な高さに収め、針金で止める | |
 ５．用土を入れ、竹べらで突き込んでならす やっとこで針金を締めて、根をしっかり と固定 根張りはあまり出し過ぎないほうがいいようです | |
 ６．濁った水が出なくなるまで灌水する | |
 ７．切り取った枝元の切り口をナイフできれいに削り直し、癒 合剤やカットパスターで保護する | |
 ８．鉢上げが完了 新木の鉢上げは２月頃が適期。５、６月の作業では写真の ように先の小さい芽は残しておいたほうがよい | |
 ９．根が十分出たあとで肥料を施していき、あとは施肥と水や りを心がけて、枝や芽の伸びは放置しておいてもよい 鉢上げから２年たった状態の樹 これから作り込んでいくところ （写真は２年前に鉢上げしておいた別の樹です） | |
  10．花期における花の状態 | |
 11．花後の整枝（剪定のみ）と植え替え |
2002.07
■ 鉢植えのさつき ■
